目次
本書をおすすめの人
前回に引き続き『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』を紹介していきます。
『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』とは、元マイクロソフト執行役員の越川慎司 氏が顕著な成果を出し続ける「トップ5%社員」の習慣を徹底的に調査し、どのような行動・働き方をしているかを書籍化した一冊になります。
本書をおすすめする人は
・頑張っているのに成果が出ない
・自分ではできていると思うのに周りから評価されないと感じる
・仕事ができるようになりたい
と思っている人です。
本記事では、トップ5%社員のすぐやる習慣を紹介したいと思います。
トップ5%社員のすぐやる習慣
①席にいずに動きまわる
「トップ5%社員」は圧倒的に自席にいる時間が短く、自席で仕事をしている時間が2割未満という「トップ5%社員」が半分以上います。
質の高いイノベーションを生み出すために社内外の人とコミュニケーションをとっているのです。
そのため、大きな課題にぶつかったときに誰に何を協力してもらえばいいか把握できているため、より高い成果を上げることができるのです。
また協力して仕事をするには信頼を築くことが重要性を理解しています。
普段から人をサポートしているため、返報性の原理で自分が困っているときにも協力を得られることが多いのです。
「トップ5%社員」の大きな特徴としては、行動ファーストであることです。
本質を見極め、誰のために、なぜするのかを繰り返し考えながら、すぐに行動に移します。
②新たな経験を好む
「トップ5%社員」は新しいことをインプットすることは習慣化しています。
常に新しい情報をキャッチしていて、デメリットよりメリットの方が大きければ新たな事柄にも果敢に挑戦していきます。
結果的に多様なスキルを身につけており、膨大な知識量を持っているのも「トップ5%社員」の特徴です。
③学びをすぐに実践する
「トップ5%社員」は学んだことをすぐに実践します。
とある研修後に2週間以内に何かしらの行動に移している割合が一般社員が4割程度に対し、「トップ5%社員」は8割程度いました。
学んだスキルを仕事で活かせるような仕組みを「トップ5%社員」は自分で作ることができるのです。
④仕事の締め切りに遅れない
「トップ5%社員」は1日の終わりの5分程度、翌日以降のスケジュールとタスクを整理します。
どれぐらい仕事があって、スケジュールがどうなのか把握できていると、無理のないスケジュールが組め、今ある仕事に集中できるため、質の高い成果をあげることができるのです。
また1つ1つの仕事の完了までにかかる概算時間の見積とチェックポイントを設けておくことで、質の高い成果を期日通りに提出することができるのです。
一方、一般社員は仕事完了までにかかる時間に対する不明瞭な見積かつ、目標が曖昧なまま進めるため、直前になって納期が間に合わないことに気付くのです。
⑤すぐメモを取る
「トップ5%社員」の59%がメモをすることを習慣にしていました。
常に気付きや学びを得ることに貪欲なのです。またメモを取ることで情報を整理しています。
インプットで情報をつかみ、加工・編集し、新たな情報をアウトプットするという好循環を「トップ5%社員」は身につけています。
終わりに
本記事では、トップ5%社員のすぐやる習慣を紹介しました。
いくつ当てはまってしまったでしょうか?
もし当てはまった数が少なくても、自分の行動を変えて、習慣化していければ短い時間で成果を出せるようになっていけるとのことです。
成果がでて、周りから評価され始めると、今までなかった選択肢がでてきます。
昇進・部署移動・転職・副業をするにしても有利に進めれるようになると思います。
そのためには、まず行動してみることができるかどうかが分かれ道になるでしょう。
具体的な行動をどうしたらいいか迷ったときに本書はかなり有効な一冊になると思います。
是非、一読してみてください。
次回は今日から実践できるトップ5%社員のルーティンを紹介したいと思います。
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ずば抜けた成果を出し続ける「トップ5%社員」の五原則
トップ5%以外の「95%社員」がやってしまっている行動
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