目次
本書をおすすめの人
前回に引き続き『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』を紹介していきます。
『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』とは、元マイクロソフト執行役員の越川慎司 氏が顕著な成果を出し続ける「トップ5%社員」の習慣を徹底的に調査し、どのような行動・働き方をしているかを書籍化した一冊になります。
本書をおすすめする人は
・頑張っているのに成果が出ない
・自分ではできていると思うのに周りから評価されないと感じる
・仕事ができるようになりたい
と思っている人です。
本記事では、トップ5%社員のシンプルな思考と行動を紹介したいと思います。
トップ5%社員のシンプルな思考と行動
①達成感を大切にする
「トップ5%社員」は仕事をするときに改善と成長を目指しています。
仕事をすること自体が目的ではなく、その仕事によって生まれた成果を重視しています。
そのため、仕事が成果になったときに達成感を得ており、その達成感を得るために仕事をしています。
一方、一般社員は仕事をすることが自体が目的になってしまっているため、成果に結びつきづらいのです。
②完璧を目指さない
「トップ5%社員」は仕事をするときに完璧は目指しません。
完璧を目指すと時間がかかりすぎてしまうからです。
はじめから完璧を目指すのではなく、途中で修正しながら進んでいく方が成果を残しやすいことをわかっているのです。
本質を見抜き、要点だけを押さえていく能力が高く、100%の情報を集めずに進むため、行動力が高い人が多いのも特徴です。
③止まって考える時間を設けている
「トップ5%社員」は振り返る時間を取っている人が非常に多いです。
2週間に一度は振り返る時間をとっており、一般社員の約8倍多いという統計結果がでています。
何に無駄な時間を費やしてしまっているのか、なにがダメだったのか、などの内省を定期的に行うことで、次の行動に活かしていました。
④アウトプットする習慣を持っている
「トップ5%社員」は自分の意見や学んだことをアウトプットする習慣を持っています。
思慮深く、自分の考えを持っていてもアウトプットがなければ消極的で何も考えていない人だと勘違いされます。
一方で自分の意見をアウトプットできる人は積極的に考え、意見が言える人という認識を持たれ、評価されやすいです。
「トップ5%」社員は決して、想像力に優れているというわけではなく、何でもいいからアイディアを出し、メンバーとの意見を組み合わせ、試行錯誤していくことで成果に繋げています。
また学習したことを文字で書きだしたり、発表する場を作りアウトプットすることで、自分の頭、体に定着させています。
⑤結果は準備で決まることを理解している
「トップ5%社員」は①背伸びした目標の自己設定②目的の明確化③行動のスピードを準備してから行動に移しています。
①背伸びした目標の自己設定:高すぎず、低すぎない目標を設定しておき、モチベーションを高める
②目的の明確化:手段を目的化させない
③行動のスピード:期限を設けることで、効率を高めて納期に送れないようにする
また仕事が始まる前には、やることリストが作られており、優先順位含め事前にチェックができています。
仕事が始まる前から一般社員と差がついているのです。
終わりに
本記事では、トップ5%社員のシンプルな思考と行動を紹介しました。
いくつ当てはまってしまったでしょうか?
もし当てはまった数が少なくても、自分の行動を変えて、習慣化していければ短い時間で成果を出せるようになっていけるとのことです。
成果がでて、周りから評価され始めると、今までなかった選択肢がでてきます。
昇進・部署移動・転職・副業をするにしても有利に進めれるようになると思います。
そのためには、まず行動してみることができるかどうかが分かれ道になるでしょう。
具体的な行動をどうしたらいいか迷ったときに本書はかなり有効な一冊になると思います。
是非、一読してみてください。
次回はトップ5%社員のすぐやる習慣を紹介したいと思います。
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